MESSAGE

「働く」が「生きる」を彩り、誰もが人生を自ら描く社会を創る。

あなたはどんな人生を送っていますか?
幸せな瞬間、上手くいかない瞬間、達成感に充ち溢れる瞬間…、
人生はいろんな出来事、感情で溢れています。

ですが、どれだけの人が、自らの手で自分の人生を描けているのでしょう?
現代の日本には、流されるがまま、
ぼんやりとした違和感を抱えて生きている人が多いように思います。


私たちはそんな社会を変え、
「一人ひとりが自ら人生を描ける社会」の実現を目指しています。

では、そのために何ができるのか。
私たちは「働く」という領域に答えを見つけました。

働くことは、人生の大半を占める活動です。 
しかし働くこと、即ち労働の語源を辿ると驚くべき事実が明らかになります。

例えばギリシャ語では仕事を意味するポノス(ponos)は悲しみを意味し、
ラテン語のラボール(labor)はつまらない仕事、
ドイツ語のアルバイト(Arbeit)は苦難や不運を意味するのです。

ですが時代の変化に合わせ、働くことの価値観は大きく変化しており、
私たちはもっと変えていくべきだと考えています。
働くことは辛いことでも、自分を押し殺すことでもありません。

「働く」や「仕事」がより良い人生の実現機会になれば、
「生きる」意義は変化し、社会は少しずつ変わっていくのではないでしょうか?
決して偽善ではなく、
自ら人生を描き始めるチャンスは何歳からでも見つけられるのです。


最後に一つ、有名な話をご紹介しましょう。
オーストラリア人の終末期ケアで多くの患者を看取ってきた看護師の話です。
死期の患者が人生を振り返って後悔することとして、
最も多い5つの中にこの言葉があると言います。
「他人の期待に沿うための人生ではなく、自分がやりたいことをやっておけばよかった」と。

たった一度きりの人生。
自分オリジナルの人生を望むのは当たり前の欲求であり、
その欲求は満たされるべきです。
一人ひとりが自ら人生を描ける社会を目指して、
私たちは一人ひとりの「働く」を変える機会をつくり続けます。